ユニリーバによるサステナビリティーと企業の成長を両立したSDGsへの貢献
更新日:2020年11月8日
ユニリーバによるSDGsへの貢献
「サステナビリティを暮らしをあたりまえに(To make sustainable living commonplace) 」という、 明確なパーパスを掲げるユニユニリーバは、オランダとイギリスに本拠を置く世界有数の一般消費財メーカーです。
SDGsについては、 ポール・ポールマン前CEOが、 ポスト2015年開発アジェンダに関する事務総長有識者ハイレベル・パネル」の一員となるなど、制定前から一貫して運動の推進を実施してきました。
ユニリーバにおいては、企業は社会的変革と事業成長のけん引役としてSDGsを取り入れる「またとない機会」が来ているという認識を明らかにしています。
その上で、取り組みは、国内外で注目を集めており、 「SDGsの進展に貢献し、当社のビジネス、ならびに世界における戦略的重要性を認識しており、達成に向けた支援をコミットメント」しています。

ユニリーバのビジネスモデルでは、地球と社会が繁栄するものでなければならないと長年にわたる認識に立ち、「 ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン 」を制定しています。
ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン

「 ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン 」では「健やかな生活への支援」「製品のライフサイクルにおける環境負荷」「経済発展支援」を三本の柱として、様々な活動を展開しています。
そうした活動の途中結果はモニタリングされるとともに、活動が、企業の成長へのドライバーとなるようにビジネスモデルを構築しています。
例えば、ユニリーバ初期の製品として発売された、サンライト石鹸は、衛生的な習慣を普及させ、人々の健康を守るためのものでありますが、そうした製品の売り上げが、企業の成長へと繋がります。
また、そうしたコーポレートイメージが他の製品との競争優位などに波及していくこととなるのです。
今回は、ビジネスによる社会課題の解決を企業の成長へと組み込む、ユニリーバの事例を紹介しました。
引き続き、企業・団体のSDGsの達成に向けた取り組みを紹介していきます。
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