サントリー「水と生きる」を中核にした事業とSDGsへの貢献
更新日:2020年11月8日
1899年(明治32年)鳥井信治郎が大阪市西区に開業した、鳥井商店を足掛かりに、水を基盤として事業を展開するサントリー。 2030年の世界として下記を想定した上で、バックキャスティング的に経営計画を発表しています。

また、「次世代の飲用体験を誰よりも先に創造し、 人々のドリンキングライフをより自然で、 健康で、便利で、豊かなものにする」という長期ヴィジョンと、2030年に売上2.5兆円を目指すために、下記の重点事項を設定しています。 【長期的な戦略】 ①各国・各地域の嗜好と健康ニーズに合わせたポートフォリオの進化 ②業界変化を捉え、技術革新を活用した飲み場・買い場(アベイラビリティ)拡大 ③競争力を生み出すグローバルでのMONOZUKURIの革新 ④成長市場にフォーカスしたエリア拡大戦略 ⑤RTD(Ready To Drink)飲料にとどまらない次世代ビジネスモデルの確立 ⑥サステナビリティ経営と地域社会への貢献 ⑦「現場」が主役のユニークなグローバル経営体制(組織・人材・風土)の深化 水を基盤にすえるサントリーは、国内グループ従業員約6000名を対象に「社員森林整備研修」を実施し、社員一人一人が、自然との共生という価値観の浸透を目指しています。

SDGsについては、「すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する」という目標6番を中心に、重点的な取り組み領域の特定と具体的なアクションを続けています。

具体的な目標として「環境ビジョン2050」において定性的・定量的な目標を設定しています。
1.水のサステナビリティ
・全世界の自社工場での水使用を半減※ ・全世界の自社工場で取水する量以上の水を育むための水源や生態系を保全 ・主要な原料農作物における持続可能な水使用を実現・主要な事業展開国において「水理念」を広く社会と共有 ※2015年における事業領域を前提とした原単位での削減
2.気候変動対策
・地球温暖化防止に向けて、脱炭素社会の実現に貢献 今回はサントリーのSDGsの達成に向けた取り組みや目標を紹介しました。 引き続き、企業・団体のSDGsの達成に向けた取り組みを紹介していきます。
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