米スターバックスのソーシャルインパクトレポートとSDGsへの貢献
更新日:2020年11月8日
スターバックスとソーシャルインパクトレポート
日本でも馴染みの深いスターバックスの話題について。
スターバックスは、1971年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルでスタートした、コーヒーチェーン店です。
世界規模で拡大し、その活動が与える、グローバルなインパクトは大きなものがあります。
そんなスターバックスは、「Global Social Impact Report」を発行しています。
※余談ではありますが、米スターバックスだけでなく、各国のスターバックスにおいても、ソーシャルインパクトという用語をスターバックスは良く活用しています。
※ソーシャルインパクトや、サステナビリティ、CSR・CSVなど企業のカラーが出る部分ではあります。

ソーシャルインパクトレポートには、具体的な活動事例や、数値目標として下記などが掲げています。
・倫理的なコーヒー豆の調達比率100%
・2020年までに、農家に対する、5000万ドルの投資
・2020年までに、20万人のコーヒー農家の経営強化支援
・2025年までに、一億本のこーひの気の植林
スターバックスとSDGs
既に様々な取り組みを実施してきたスターバックスですが、そうした活動をSDGsという観点で整理するとどうなるかについて、別途、「SDGsレポート」の発行も実施しています。
「STARBUCKS CONTRIBUTION TO THE UN SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS」
SDGsレポートを通じて、スターバックスの様々な活動が横ぐしを刺して確認することが可能になっています。

スターバックス・ジャパンにおける、プラスチック削減キャンペーン
スターバックス・ジャパンにおいても取り組みが実施されています。
例えば、昨今マイクロプラスチック問題が注目を集めています。
こうした背景をうけて、スターバックスでは、「Reuse & Respect」サステナビリティプロジェクトの一環として、プラスチック製の使い捨てカップ削減へのインセンティブ付与の取り組みなども実施しています。
”再利用可能なカップまたはタンブラーをスターバックス店舗へお持ちのお客様に対して、環境に配慮し、紙製またはプラスチック製の使い捨てカップ削減にご協力いただいた御礼として、20円の値引きを実施しています。”
「プレスリリース(2019/04/15)」より引用 https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2019-3014.php
今回は、世界的コーヒーチェーンのスターバックスのSDGsに関連する取り組みなどを紹介しました。
引き続き、企業・団体のSDGsに関連した活動などを紹介していきます。
※SDGsの導入やブラッシュアップなどを検討されている方は、ブティックファームの
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