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エーザイによるhhc(ヒューマン・ヘルスケア)を通じたSDGsへの挑戦

最終更新: 1月25日

製薬会社エーザイの企業理念はhhc(ヒューマン・ヘルスケア)です。 hhcは、1992年に制定された企業理念であり、現在では国内外を問わず社員共通の価値観として浸透しています。 そんなエーザイは、2025年度までの中期経営計画「EWAY 2025」を2016年4月よりスタートしています。 「EWAY2025」の三つの柱は下記となります。 ・「病気になりたくない、罹っていれば早く知りたい、そして治りたい」に応える ・「住み慣れた場所、地域やコミュニティで自分の病気を管理し、予後や老後を安心して過ごしたい」に応える ・「hhc(ヒューマン・ヘルスケア)ニーズにもとづく立地(機会)が見出せ、それを満たすイノベーションが可能な事業分野」に集中する


その上で、製薬会社が持続的な成長を続けていくためには、「革新的な製品の創出」が必要不可欠です。 その為に、 「患者様との共同化プログラム」と呼ばれるプログラムを社内研修に盛り込んですいます。このプログラムは、 全ての社員に対して就業時間の1%を患者とともに過ごすことが推奨されているものです。 患者に対する動機づけは、患者とともに時間を過ごし、患者の真のニーズを理解することでより強くなり、エーザイのイノベーションの源泉となると考えているからです。 また、エーザイでは、イノベーションを生む源泉は ダイバーシティであると考えてられており、国籍・性 別・年齢などを問わず多種多様な価値観を持 つ人財が活躍できる風土づくりを進めています。具体的には、女性執行役比率は、近年では10%以上となっています。女性管理職比率も着実に向上してお り、2020年度末までに10%をめざしています。


そして、エーザイでは「知識創造理論(SECIモデル)」と呼ばれる、フレームワークに基づき、患ニーズを満たすイノベーション実現に取り組んでいます。   知識創造理論において、知識は、主観的で言語化しにくい「暗黙知」と、言語化できる「形式知」の2種類に分類されます。 「SECIモデル」は、暗黙知と形式知を繰り返し相互変換することにより組織的にイノベーションを起こす知識創造理論のコアとなるフレームワークとして掲げられているのです。 具体的には、知識創造を4つのフェーズで捉えています。 ・個人が他者と直接経験を共有し、暗黙知を蓄積する「共同化」 ・対話などを通じて個人間の暗黙知を概念や図像などの形式知 に変換する「表出化」 ・集団レベルの形式知を組織レベルで組 み合わせてモデルや物語に体系化する「連結化」 ・形式知の実践を通じて、新たな暗黙知を生成する「内面化」

また、エーザイの企業理念でもあるhhcは、純粋な社会的インパクトを目指すCSRよりは、CSVの考え方に近しいと統合報告書に明記しています。 「エーザイがめざすhhcは、事業活動に必ずしも寄与しない慈善活動を含む社会貢献活動を中心としたCSR (Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)とは異なります。社会価値と経済価値を同時に実現すると いうCSV(Creating Shared Value)に近い考え方です。エーザイの使命は、患者様満足の増大という社会価値創造 であり、その結果として売上や利益といった経済価値がもたらされると考えています。この使命と結果の順序を重要 と捉えています


SDGsの取り組みについては、一覧化なども実施していますので、関心をお持ちの方は参考にしてみてください。 今回は、エーザイの中期経営計画やイノベーション促進に向けた取り組みなどを紹介しました。引き続き、企業・団体のSDGsの達成に向けた取り組みなどを紹介していきます。


※SDGsの導入やブラッシュアップなどを検討されている方は、ブティックファームのLifeDrumLab Inc.でも支援を実施しています。

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