大和ハウスのSDGsの活用と、ESG投資機関への情報開示
更新日:2020年11月8日
大和ハウスにおける、SDGsの活用としては、取り組むべき社会課題の抽出において「ISO26000」「GRIガイドライン」「グローバルコンパクト」「環境格付」などと共に、その概念や目標を参考にしています。
その上で、持続可能な開発目標:SDGsに対してはトップメッセージとして、下記の認識を発表しています。
「2015年に国連の持続可能な開発目標「SDGs」が採択され、世界全体で持続可能な社会を実現するための2030年目標として、健康や福祉、エネルギー、気候変動、平和社会など、17の達成目標と169のターゲットが設定されました。ESG 投資が欧米から日本へ急速に広がりつつあるなか、こうした世界的な社会課題を解決する長期的な目標が示されたことを契機に、SDGs が投資家と企業をつなぐ共通言語として関心が高まっています。今後、我々はSDGsを事業戦略とバリューチェーン全体に取り込んで推進していく必要があると考えています。」
また、大和ハウスの特徴として、IRの社外評価として、SRI(社会的責任投資)やESG投資インデックスの評価などを引用しており、関連する取り組みの数値目標なども発表しています。
FTSE4Good:ロンドン証券取引所グループのFTSE Russell社が構成するESG投資インデックス
STOXX® Global ESG Leaders indices:ドイツ証券取引所のグループ会社であるSTOXX社が開発したESG投資インデックス
MSCI Global Sustainability Indexes:米国モルガンスタンレーグループのMSCIが構成するESGインデックス
ダウ・ジョーンズ・サスティナビリティ・インデックス:米国の出版社S&P Dow Jones Indices社とスイスの調査・格付け会社Robeco SAMが共同開発したESGインデックス
MS-SRI:モーニングスター株式会社と特定非営利活動法人パブリックリソースセンターが共同で開発した日本企業を対象としたESGインデックス
http://www.daiwahouse.com/sustainable/csr/esg/evaluation/index.htmlより引用

http://www.daiwahouse.com/sustainable/eco/vision/ より引用
今回は、SDGsを、重要課題の特定への活用や、SDGsに関連する取り組みに対するKPI、またESGやSDGs関連企業に投資を進める、外部のSRI(社会的責任投資)やESG投資インデックスの評価などを収集し、情報開示を行う事例を紹介しました。
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